青い菊と椿

WorldLotus2005-01-02


欧州旅行は冬だったのでお花の期待はゼロでした。
でも、ホテル、ショップ、レストランはセンスよく花が飾られていて、
それをみるだけでも収穫ありでした。
デパート@プラハでは造花のように鮮やかな青い菊を発見!
花芯まで青いので怪しいと思いながらも一応帰国後サカタのタネ
新種かどうか問い合わせましたが、やはり、インク染めらしいとのこと。ざんねん!
ドイツでも花屋をのぞきました。
感心したのは椿が欧州だと日本とは全く違った個性を持って西洋文化に溶け込んでいるって事。
(どちらかといえばシノワズリーです)
私はいつもラ・トラヴィアータ(椿姫をあえて原作標題で)の肝心の椿の花のシーンで、
どうしても日本の侘助椿が浮かんでしまい、吉原遊郭じゃあるまいし、
なんじゃー?とがっかりしながら読んでいました。
でもこの旅で椿を見たことによって、やっとこのシーンへのイメージがつくようになりました。
シャネルがカメリアってのも今まではシャネル→侘助→!だったのだけど、これで納得できました。
他に印象的だったのは公園でも教会でもホテルでもモミが沢山ディスプレイされていたこと。
当然のようにリースはフレッシュでした。