突然の旅行

最近の憂慮されるアジア情勢は残念の一言です。
でも、お友達に会いたかったので上海に出かけ、事情が事情、
観光は殆どできないだろうと、過度に期待せず出発しました。
しかーし、結果的にタップリドップリ上海を観光し、魅力に取り付かれて帰ってくることになりました。

お食事は有名店のしょーろんぽーを頂いたり、居酒屋調の点心や、郷土料理、高級料理と毎食毎食至れり尽くせりでした。
美味しかったお料理名をメモろうとしたけど、毎食毎食が目玉料理尽くしなのであっさりと挫折。
お食事は本当に多種多彩で、安いものから高いものまで楽しめました。
きっと中国の人のエネルギーの秘訣は食事なのでしょうね。
最終日はバンドの夜景を見ながら、フカヒレやツバメの巣を頂いちゃいました！

お土産も買ってしまいました。旅先では割りと財布の紐は硬いほうだけど、今回は別。
欲しかったジャスミン茶は豫園(ヨエン)で早々と買いました。
売り場のお姉さん、"オチャガ、サク〜"(お茶が咲く)って可愛いの。でも、商売上手です。
新天地では可愛い雑貨店にも連れて行ってもらい、素敵な絵柄の食器が沢山ありましたが、
即決できないこの性格の悲しさよ。ここの食器にはサヨナラでなくサイチエといいたい。
しかし、蘇州の刺繍博物館では思い切って両面刺繍の屏風を購入しました。
夜、テーブルに飾って寝たほどで、我ながらこのお買い物には大満足です。
この蘇州の工芸品、両面刺繍は細い絹糸で一針一針作られており、
その精巧さ、色調の美しさは言葉も出ません。
写真もかなりの大作でしたが、他にも作業工程を考えると気の遠くなるような傑作を何点も見ました。